魅惑のバリ島 Indonesia Bali


 

4.バリ島に着いて

 

入国審査

 機内で、入国審査用の書類と税関の申告書が配られるので、機内で書いておこう。SQで乗り継いだ場合、日本語を話す乗務員はいないので、書き方はガイドブック等で予習しておきたい。


入出国書類と税関申告書

 バリの場合、入国書類の半片を渡されるので、なくさずに保管しよう。無くしたした場合、それなりの賄賂を要求される場合がある。この半片にはスタンプが押されるので、無地の用紙に書いてもスタンプが無いので、その辺を指摘されやすい。

 

 7日以内の滞在は10ドル、30日までは25ドルの手数料をここで払い、このチケットを持って、審査カウンターに。


VISAが貼られたパスポート

 全ての手続きが終わると、機内持ち込み手荷物をX線に通して、受託手荷物を受け取る。

空港でフリーペパーをゲット

 入国手続きの手前辺り と、直後あたりに、にフリーペーパーが置かれている。バリで有名なのは、「あちゃら」「ぶかJTB」「アピ」「バリフリーク」「バリウォーカー」だが、ここでは、コピー用紙のような紙に印刷されているものや、日本じゃこんな変な写真パンフレットに使わないというような印刷の悪いものがおすすめ。なぜなら、ものすごく安いものがある。日本語ガイド、ドライバー、ガソリン、エアコンカー込みで7時間3700円というものもあった。もちろん貸し切り。バリでもガソリンはリッター 70円くらいはするので、チャンディダサまで行って200キロくらい走れば、20リッターは使うことになる。運転手の日当が600円くらいといわれているが、めいっぱい使ったらあわない。なお、もちろん有名所のフリーペーパーもゲットしたい。バリフリークやアパは無いことが多く、バリフリークはHISの支店やデューティーフリーのJCBプラザで入手できることがあり、アピはパパヤスーパーの中にある旅行代理店に山積みになっていることが多い。アピは是非入手したい。あちゃらには簡単なインドネシア語のガイドブックや割引券が付いている。ぶかもおすすめだったが、JTBと一緒に発行するようになり、クーポン券から、JTBで予約を受ける形になった。日本語が通じることは良いが、なんだか日本ぽく手数料天引きなのかと勘ぐってしまう。あとは「バリなび」などもあるが、これも比較的置いていないことが多く、他の冊子と内容が重複していることが多い。

まずは両替

 これはいちばんに気にしていること。ツアーなら、翌日クタやレギャンの通りで両替すれば充分。ただし、自分で直接ホテルの予約をして、空港タクシーなどでホテルに行くのであれば、とりあえず3000円くらいは両替しておいてもいいかもしれません。税関を出たところに何軒かと外に出たところにも両替屋はあります。くれぐれも間違われないようにと、5000ルピア札や1000ルピア札を多めにもらうように。中流程度のホテルであればレートはそれほど悪くないところも多いですが、日本では1ルピアがいくらになるのかというようにレートが出ていますが、現地では逆ですので、1円がいくらなのかというレートを気にしている必要があります。銀行の店頭等に 92ルピアと出ていれば、レートの良いまともな両替屋なら94ルピアくらいにはなります。99ルピアなんて出ていたらこんな所に近づいてはいけません。クタセンターのマタハリデパートの入口の 左隣にもクタセントラルの支店があり便利、マタハリの右側にある両替屋もレートが良いことが多いようです。

チップ

 泊まるところにも寄りますが、 チップの習慣のないホテルも・・・。わたしの場合、中流であってもベットメイクには2000ルピア程度、4ツ星くらいで5000ルピアくらい置いておきますが、別にサービス料を払っているので、これだけでも感謝されます。これで感謝しない場合、日本人慣れし過ぎていると言うことでしょう。5ドルチップあげたら震えたという話を聞いたことがありますが、私なら納得します。 逆に5ドル要求してくるようなら、そのホテルのスタッフはちょっと考え物かな・・・。

 1000ルピア札は札束で両替してもすぐ無くなります。50000ルピア札未満の札束は、まず銀行に行っても無いことが多いです。 また、両替というメニューは考えにない銀行も多く、断られることも少なくありません。コインを見ないで帰ってくる日本人も少なくないはずです。

タクシーはお釣りをくれない

 タクシーはお釣りをくれないことが多いので出来るだけ細かいお金を用意しておくことです。まあ、コインなんてという時代にもなってきましたが・・・。市民的な乗り物からすればかなり割高なので余分に払うほどのものでもないと考えられます。ワンウェイ(一方通行)が多いのでも、ちょっと先まで行ってもらっても4キロくらい走ることもあります。ホテルパドマとレギャンビーチホテルの間にはホテルマンディラがあるだけで海岸沿いにあるけば5分とかかりませんが、タクシーに乗るとクタセンター周りとなり、20000ルピア以上にもなります。たかが260円ですが、現地の人からすれば3日分の収入という人もいます。

携帯電話

 日本の携帯電話を持っていくとそのまま使えて便利・・・・。なんて聞きますが、着信にまで通話料がかかります。また、ホテルの部屋にある電話で説明通りに日本に電話をかけたら1分1000円以上になったということもあります。長電話したらもう一度バリに行けるほどの電話代がかかったという感じにもなり、値段は最初に確認することが大事です。おすすめなのは現地で使える携帯電話を買ってしまうことです。1日500円くらいでレンタルもしてくれるようですが、単機能の携帯であれば5000円くらいで買えることもあり、GSMタイプの携帯電話なので日本や韓国をのぞく世界中の大半の国で使えます。まあ、周波数がいくつかあり、アメリカ等は周波数が違いますが、レンタルでも1万円くらいの補償金取られたり、誰が使ったか判らないし、買ってしまえば記念にお持ち帰りも出来ます。

 もっとお勧めなのは、3G対応の携帯電話を買ってしまえば、ドコモやソフトバンクのSIMをいれて日本でも使うことができます。そして、何よりも通話料金が安い・・・。日本の携帯に電話してもIM3のように1分850ルピアなんていうのもあります。今のレートなら1分8円ですよ・・・。もちろん自分専用のインドネシアの番号が使えます。

SIMカード

 さて、インドネシアの携帯はプリペイド式のSIMチップ(FOMAに入っているのと同じ形)のものを電話機にセットして使います。何社かの携帯電話会社がありますが、いちばん有名なのがシンパチ、そしてインドサットのムンタリに、XL などなど。まずはこのカードを10000ルピアぐらいで買います。電話番号と10000ルピア分の通話料が付いてきます。 最安値はついている通話料と同額ですが、外国人だと思うと1枚100000ルピア以上でふっかけてくる場合もありますので気をつけてください。イイ番号だと高い場合もありますが、何でもない番号なのに・・・なんてこともよくあるようです。

 SIMのチップの部分を取り外して電話機にセットし、登録すればすぐに使えます。 登録はお店の人がやってくれますので、生年月日や名前の入ったパスポートのコピー等を持って行くとイイでしょう。以前は上の3社とも日本でもローミングで電波が入りSMS等が使えましたが、今ではインドサットは使えなくなりました。

  
電波が強く人気のシンパチ

 
日本に格安インドサット

 プロモで、特番をつけると日本に1分1000ルピアでかけられるインドサットのムンタリ。日本でいうとKDDIのような会社なので、その辺が安い理由かもしれない。右側のSIMは11桁の電話番号のSIM。インドネシアの携帯は今では12桁が一般的なため珍しい。


日本に1分850ルピア

 もともとSMSが主流なインドサットのIM3。こちらもプロモ料金がある。


081のXL

 XLは085から始まることが多いが、こちらは081の11桁タイプ。特番で日本に2500ルピア。難点は残高照会したときに、音声バージョンでないと有効期限の確認ができず、これはインドネシアからしかできない。このSIM、お店の子がひと箱全部出してくれて、番号選んだら・・・ってことになり、ゲット。


インドサットのCDMA

 0361で始まる電話番号のフレキシーやスターワンなどもありますが、こちらは専用の電話機が必要です。 CDMAという方式のため電話機も限定されますが、デンパサールの市外局番0361の電話番号が取得できます。日本への通話料はムンタリと同額。そして、ムンタリよりか電波の入りがいいので多用しています。


ウブドと同じ0361−9******

 こちらもCDMA方式。桁数は一桁多いものの、0361−9******というウブドもどきの電話番号が取得できます。クタなどのお店の電話でも0361−7******というような7桁番号はフレキシーのSIMを電話機の底面に差し込むタイプの電話機を使っていることになります。特番使用で日本へは1分1500ルピア程度。


プルサバウチャー

 プリペイドなので、電話代は事前に入金することになります。お店の電話から入金するエレクトリックと、スクラッチカードのバウチャーとがあります。金額によって有効期限の延長日数が異なりますが、日本からもブラステルのような業者が入金代行を行っているので、番号の維持をすることが容易になりました。

 そして、な・な・んと・・・。このsmart・・・・。

 このsmartの携帯電話。聞いて驚く無かれ・・・。携帯電話に120000ルピアのプルサが付いて120000ルピア。電話機がタダになっても、どこかの国のプリンターとインクのように電話代すごい高いんじゃないの・・・って勘ぐっちゃいますが、01033の特番を付ければ日本、シンガポール、オーストラリア、アメリカ、中国などは1分1000ルピア。まあ、ムンタリよりかちょっと音質が落ちるかな・・・という程度でした。ちなみに1900MHz帯のCDMAなので、SIMをたのモノと入れ替えて使うことはできません。

 神田とか池袋にSIMフリーの携帯電話を扱うお店があり、日本でこのGSMの携帯を手に入れることも可能です 。もちろん、インドネシアで買った方が安いですが・・・。バリで使い残したプルサを使って日本からSMSをすることも出来ます。

 時によってはSIMPATIやINDOSATの未使用のSIMが余っていることもあります。お問い合わせはメールで。

 3GのSIMフリーの携帯があれば日本でセットアップが出来る場合もあります。原則としてはインドネシアでのセットアップとなりますが、事前に番号が確定していると便利ですよね・・・。


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